はぐりん 爆誕

ここ最近、暇を見つけては北米淡水カレイを眺めていました。傍からみると少し異様に見えるかもしれませんね。一見何も魚が見えない水槽を熱心に見つめているのですから。

華麗に呼吸をする北米淡水カレイ

そんな事情を知った方から、

「淡水カレイちゃんに名前は付けないのですか?」

と。私としては今まで飼っていたものに名前を付けたことはありませんのでその発想はありませんでしたが、「ちゃん」をつけただけでずいぶんと印象が変わってきます。

しばらく観察していると、

「はぐりん!」

と、一人つぶやいていました。北米淡水カレイはぐりんの爆誕の瞬間でした。

翌日

「淡水カレイの名前を決めました。」

「何にしたの?」

はぐりんです。」

「なぜ?」

「遭遇率の低さ、けど夜間は遭遇率が上がる。ゆったりと砂の上を歩くように泳ぐ、だけど、時には水中を飛ぶように素早く移動する。流れるようなフォルムで見ていると幸せな気持ちになる。そして何よりも・・・。」

「(あきれた様子で)何よりも?」

「すぐ逃げるんです。まるでいなくなったかのように。」

はくりんだけに仕方ないね。」

「そうなんです。仕方ありません。」

「6匹いるようだけど?」

「当面ははぐりんです。6匹まとめて複数形ははぐはぐです。個別に認識できるようになったら、スタスタ、ゆうぼう、はぐメタ、ナンナン、タナーカと付けるかもしれません。」

こんな事情ではぐりん爆誕です!

華麗に逃げ出す「はぐりん」

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