専門

書籍の幅も広がってきているように思います。そう言えば、「ライトノベル」と言う用語ができたのはいつ頃でしょうか。私が学生のときには、その言い回しは無かったと思います。

いい年をして、私も時折ライトノベルを手に取るのですが、いろいろな発見がありますね。ネット上で投稿ができるようで、多種多様な物事をネタにしています。「この先どうなるんだろう。」と抱いていた妄想の先を書いているもの、歴史をテーマにしているものは現実を思い知らされることもあり、今ある日本の状況と先祖・先輩に改めて感謝する機会となります。

そんなライトノベルの中で「職業」をテーマにした作品があります。書籍化されたものでは、薬剤師、農業、料理人、バーテンダーがあります。ネットで弁護士や経営コンサルタントなどを題材にしたものがあります。自衛官も含むのかな?

最近のニュースを踏まえ、注目している作品は「獣医」をテーマにしたものです。あまり実情は知らなかったのですが、イメージとしては動物病院や畜産に携わっておられるのですが、「防疫」など社会にとって重要な職責を担っておられるのも獣医の方々です。私は予防に勝る治療はないと思っていますので、この防疫は動物・畜産だけではなく、特に都会で生活する「人間」にはきわめて重要でしょう。そんなことに思いを巡らせながらページをめくると、過程はどうであれもっと獣医学部・学科のある大学は増やした方がいいのではないかと思います。各県に医学部・学科のある大学がありますので、それと比較すると少なすぎるし、場所も偏り過ぎているように感じています。

多分この小説を読んでいると、日本に侵入した「火蟻」の対応も獣医の分野に含むのではないかと思いますが、今後もそう言った事例は増えていくことでしょう。「獣医学部の全国展開」も理にかなっていると思います。数を増やせば人の質の問題も出てきます。ただ、問題のある人材が増えるかもしれませんが、それよりも現場・実務を通じて優秀な人材が遥かに多く輩出されるものと思います。

グール(ゾンビ)を感染症の観点で考察しているのは別の意味で面白い。寄生虫が昆虫や動物を操ることは貴志先生の小説を思い出してしまうし、狂犬病の件は物語がより身近に感じてしまいますね。

はぐりん(北米淡水カレイ)に関することも、獣医さんのお仕事のようですね。獣医さんの就職先に水族館があるようですので。熱帯魚を診てくれる動物病院が欲しいところです。

今日は、水槽の側面だけではなく、水草に張り付いていました。そう言えば、どんな原理でくっ付くのか知りません。そして、どんな目的かもよくわかりません。


この子は昨日、真っ白なお腹を見せてくれました。今日は向こう側のガラスを華麗に張り付き動き回っています。


ブーちゃん(ブッシープレコ)は、流木がお気に入り。はぐりんの活動域の拡大のために流木の撤去も考えていましたが、この姿をみるとそうもいかないですね。

ブーちゃんの背中が白っぽくなった件については、水を変えて経過をみることにします。

 

※参考:獣医さんのお仕事in異世界 蒼空チョコ著 株式会社アルファポリス発行

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